アルミエアー配管 aircom
aircom組立・施工マニュアル
aircom組立・施工マニュアル
■aircom施工手順
■aircom取付ブラケット施工
■aircomクイックリダクション設置設置方法
■aircomアルミ用固定レンチ使用方法
■aircom貸出工具一式
■aircom取付事例
■アルミエアー配管記入表
施工について
施工場所によって、取付金具は別途ご用意ください。*PDFデーターでご確認ください。
アルミエアー配管(aircom)取付事例
アルミエアー配管・施工イメージ
継手部材を選択してください。
施工について
施工場所によって、取付金具は別途ご用意ください。*PDFデーターでご確認ください。
取付事例
■専用クリップ使用の場合
・M8ナットが同梱されています。ボルトは付属されておりませんM8ボルトをご準備してください。
・ボルトでクリップを固定
■SGP管へ変換
・ニップルソケットを使用すればSGP管へ変換が可能!■H鋼から支持例
・パイラック、またはクランプを使用して固定■スペーサーを使用
・取付時の高さや長さが足りない場合に、調整が可能になります。■吊りボルトを使用
・異径高ナットを使用(M8-W3/8)クリップ側にM8のボルトを入れて固定してください。
■L型支持金具を使用
・M8ボルトで固定してください。(ボルトは付属されておりません)・L型支持金具はサイズあり。
■市販金具を使用
・パイプ20Aの場合・・・金具16タイプを使用・パイプ25Aの場合・・・金具20タイプを使用
(金具にサイズが記載されております)
■パイプ用支持金具使用
・天井より吊り下げの際、全ネジボルト(W3/8)、パイプ用支持金具で取付してください。■市販金具 T型足金具を使用
T型足金具はサイズあり(50㎜・60㎜・80㎜・100㎜・120㎜・150㎜・200㎜)
aircomアルミ用固定レンチ使用方法
アルミ用固定レンチ使用方法
固定レンチを使用すると、アルミ継手を正確かつ安全に設置できます。
固定レンチの溝と、アルミ継手の溝が一致するようにセットしてください。
・継手を保持するため、固定レンチを使用します。
・固定レンチは、アルミ継手の溝にセットするようにしてください。
スパナーを使用してしっかりと締め付けます。
・本体が動かないように固定レンチで保持し、スパナーでしっかりと締め付けてください。
aircom貸出工具一式
aircom貸出工具一式
施工に必要な専用工具はお貸出しします。(約10日間)
■パイプカッター:パイプを垂直に切断します。■面取リーマー:配管内、外面を正しくバリ取り用工具です。
■バリ取り:配管内側のバリ取り用工具。
■スパナー3本:樹脂、アルミ継手の締め付け用工具。
■アルミ用固定レンチ:アルミ継手締め付けの固定用工具。
■潤滑剤入りポンプ:配管の挿入を容易にし、Oリングの断裂を防止します。
■石鹸水入りポンプ:施工完了後、エアー漏れ確認用。
*穴あけドリルやナットレンチなど、他必要な工具はその都度貸出させていただきます。
※工具の貸出期間は約1週間となります。
※返却の際は恐れ入りますが、元払いでご返却お願いいたします。
aircomクイックリダクション設置設置方法
クイックリダクション
クイックリダクションを使用することで、配管を切断することなく
流体の取り出し口を新設することができます。
クイックリダクションの設置方向をけることで横向増設、ドレン排出なども可能です。
クイックリダクションビデオ説明
クイックリダクション動画の説明はQRを読み取りください。クイックリダクション設置方法
用途に合わせてクイックリダクションの位置を決めます。
事前に選択した基準ガイドラインに合わせて配管にマーキングします。
クイックリダクションを180°回して、2のマーキングに基準ガイドラインに合わせます。
下記の表に従ってホールソーまたは専用のドリルで穴をあけてください。
クイックリダクションを取り外し、穴のバリ取りを行ってください。
・専用のバリ取り工具がございます。基準ガイドラインをマーキングに合わせてクイックリダクションを固定します。
・締め付けボルトを5~6N.mのトルクにて六角レンチで締めます。aircom取付ブラケット施工
取付ブラケット施工
配管が膨張収縮をしても管がスライドできるようにする為
専用の取付ブラケット(DIRFEM8シリーズ)をご使用ください。
水平垂直方向でご使用できるように設計されています。
・このブラケットは水平垂直方向でもご使用いただけます。ブラケットのタブを止まるところまで起こします。
・マイナスドライバーなどを使用してタブを止まるところまで起こします。全ての取付ブラケットにM8穴角ナットが同梱されています。
・M8の全ネジで、吊り下げる際に、M8のナットと専用座内にいれてご使用ください。・壁に固定する際は設置箇所に応じた適切なアンカー等をご使用ください。
3と同様な方法で取付を行ってください。
・配管支持用マルチブラケット等に専用ブラケットを取付する際も、上記と同様な方法で取付を行ってください。設置レベル差は専用スペーサを使用してください。
・配管径の差で生じる設置レベル差は専用スペーサを使用することにより、補完できます。ブラケット取付間隔
・専用ブラケットの取付設置を決めるにあたり、配管径、温度環境などを考慮してください。
詳細は下記の表を参考にしてください。
・取付ブラケットはジョイント等の位置を考慮し、配置してください。
・配置してください。ジョイントに距離が近いと施工時等に障害が生じる可能性があります。
・壁や天井から、離れたところで配管を設置する場合、取付ブラケットは2倍程度に増やすことを推奨致します。
aircom施工手順
aircom施工手順
パイプの切断は、パイプカッターで行って下さい。
・管表面の状態を確認後、必要な長さに正確かつ真っ直ぐに切断します。・切刃を管軸に対して90°にし、できるだけ垂直に切断してください。
切断後は必ずパイプ内・外のバリ取りを行って下さい 。
外径のバリは、面取リーマーを使用して大きくとって下さい。
・切断した配管外面のバリを除去し、内径の端部に切りくずや、バリがあれば除去して下さい。・後で空圧機器に対して問題とならないよう切残り、埃、不純物を除去することが重要です。
・外径のバリは、大きくとって下さい。配管とOリングの挿入がスムーズになります。
内径のバリも必ず行ってください。
・面取リーマーを使用して、内径のバリも取れますが、バリ取りの方が内径のバリは綺麗に取れます。配管部材の長さ(挿入深度)をマーキングしてください。
・メジャーを使用し、配管部材の入れる長さ(挿入深度)をマーキングしてください。配管部材の長さ(挿入深度)
ポリマー製(樹脂継手)、アルミ製(アルミ継手)で挿入深度が変わります。
サイズ | ポリマー製(㎜) 樹脂継手 |
アルミ製(㎜) アルミ継手 |
|
---|---|---|---|
φ20 | 48 | 37 | |
φ25 | 52 | 45 | |
φ32 | 62 | 56 | |
φ40 | 70 | 77 | |
φ50 | 79 | 75 |
アルミ配管、Oリングガスケット接触面に、潤滑剤スプレーを使用してください。
②のバリ取りと、潤滑材スプレーを使用する事で配管の挿入がスムーズになります。
・作業を容易にするためアルミ配管、Oリングガスケット接触面に、潤滑剤スプレーを使用して挿入して下さい。(アルミ配管にもスプレーすると、より挿入しやすくなります)
配管のマーキング線を目安に止まるまで押し込みます。
継手に挿入する際、アルミ配管は回さないでください。Oリングが切れる場合があります。
・配管を継手内に挿入しマーキング線を目安に止まるまで押し込みます。専用工具を使用し、締め付けを行ってください。
・まず、停止点まで手で締め、続いて専用工具を使用して、締め付けてください。・継手の締め付けが正しいとナットは締め付けマーキング位置の中ほどに来ます。
※専用工具は貸出します(約1週間程)
*写真はナットレンチ使用ですが、実際にはスパナーになります。
最後に必ず、エアー漏れがないか確認してください。
石鹸水スプレーを使用し、気泡がでないか必ず確認してください。
(エアー漏れの際は気泡がでます)
①配管作業が完了しらたら、継手すべての再締め付けを行ってください。③コンプレッサーのエアーを配管全体に流して下さい。
③継手部分に、石鹸水スプレーを噴霧する。
④気泡ができていないか確認する。(エアー漏れの際は気泡がでます。)
⑤継手すべて、エアー漏れがなければ作業完了になります。