エアータンク選定
エアーレシーバータンク(空気タンク)、3つの役割と選定について
空気タンク3つの役割
脈動防止
コンプレッサーから吐出された空気は脈打つような
空気の流れになっています。
空気タンクがあると、空気タンク内のエアーがクッションとなり安定したエアーの圧力を維持できます


コンプレッサーの保護
エアーレシーバータンク(空気タンク)を設けていない、又はタンクの容量が小さい場合、インチングが起きます。
インチングとは、ロード・アンロードが頻繁になる現象です。
または、発停が頻繁になる現象の事です。
モーターが入ったと思ったら、すぐに切れる症状がこれに当たります。
この現象が長く続くと、コンプレッサーが故障しやすくなります。
このインチングを防止=コンプレッサーを保護する為にタンクが必要です。
バッファー又は充填
空気消費が多量になったときのバッファー(緩衝)となり、使用空気の圧力低下を最小限に抑えます
空気タンクの選定方法
計算によって選定する場合

スクリュー、スクロールコンプレッサーは脈動が少ないため
吐出空気量の15~20%ぐらいの容量の
タンクを選定してください
例:10馬力コンプレッサ(1000L/min)の場合
1000*0.15=150
→150L以上のタンクを選定してください