精密空調機とは?
精密空調機は、温度や湿度などの環境条件を制御し、試料や部品の挙動を評価するための装置です。
研究・開発の現場では、再現性のある条件下での試験が求められます。
※本製品は、お手持ちの検査ボックスや空間に接続して環境試験を行うための『精密空調機』です。
一般的な空調(エアコン)と精密空調の違い
精密空調機は「室温を冷やす装置」ではありません
一般的なエアコンは、人が快適に過ごすことを目的とした空調設備です。
一方、精密空調機は、試験・評価・測定を前提とした環境制御装置であり、
温度変動を極限まで抑えることを目的に設計されています。
たとえば一般的な空調では、設定温度に対して±2~3℃程度の変動が発生します。
精密空調機では、±0.1℃レベルでの温度制御が可能となり、
温度変化が評価結果に直結する研究・開発用途に適しています。

大学・研究機関での利用例
大学や研究機関では、研究分野や試験規模に応じて、さまざまな用途で精密空調機が使用されています。

基礎的な耐久評価
材料や部品の
初期段階での耐久評価

環境影響評価
電子部品・センサーの
環境影響評価

予備的なデータ取得
試作段階での
予備的なデータ取得
なぜ小型なのか
大型の精密空調機は、多様な条件に対応できる一方で、設置スペースや運用コストの面でハードルが高くなりがちです。
一方、小型精密空調機は、研究室内で完結する試験や小規模な評価に適しており、必要な条件に絞った運用が可能です。

なぜ研究・実験用途では精密な温度制御が必要なのか
温度変動は、試験結果そのものを左右します
材料・電子部品・センサーなどは、わずかな温度変化でも寸法変化や特性変動が発生します。
特に研究・評価の初期段階では、環境条件の再現性が重要となります。
精密空調機は、温度変動による影響を極力排除し、「試験条件を毎回同じに保つ」ための装置です。
そのため、大学・研究機関・企業の研究開発部門で多く採用されています。

こんな研究・実験環境に選ばれています
大学・研究室 / 大手企業の研究開発部門 / 電子部品・センサーなどの評価・試験環境
PAP PAPminiの特長
PAP miniは、研究用途での使いやすさを重視した小型精密空調機です。研究室への設置を前提とし、操作性や再現性に配慮しています。
- ・大型精密空調機までは不要
- ・試料サイズが比較的小さい
- ・研究室内で完結した試験を行いたい
- ・学内予算・スペースに制約がある
- ・既存設備の補完として使いたい
PAP miniシリーズのラインナップについて
用途に応じて、4タイプから選択できます
PAP miniシリーズは、制御内容と設置環境に応じて以下の4機種をラインナップしています。
| 型式 | PAP01B | PAP01B-KJ | PAP03C | PAP03C-KJ |
|---|---|---|---|---|
| 主な用途 | 温度のみ管理(小型) | 温湿度を管理(小型) | 温度のみ管理(中型) | 温湿度を管理(中型) |
| 制御対象 | 温度 | 温度 + 湿度 | 温度 | 温度 + 湿度 |
| 電源 | 単相 100V | 単相 100V | 三相 200V | 三相 200V |
| 処理風量 | ~1.0 m?/min | ~1.0 m?/min | 2.0~4.0 m?/min | 2.0~4.0 m?/min |
| 高さ | 346mm | 765mm | 1070mm | 1350mm |
| 加湿用水 | 不要 | 必要(純水) | 不要 | 必要(純水) |
■温度制御のみが必要な場合
→ PAP01B / PAP03C
■温度に加えて湿度管理が必要な場合
→ PAP01B-KJ / PAP03C-KJ
電源環境や必要風量により、100Vタイプと200Vタイプを選択します
※湿度制御タイプ(KJ)は加湿用の純水供給が必要となり、その分本体サイズが大きくなります。
研究・実験環境に合った精密空調機をご提案します
精密空調機は、試験内容や設置条件によって選ぶ機種や仕様が変わります。
条件を伺いながら、適した構成をご案内します。
お急ぎの場合はお電話でもご相談いただけます。
TEL:0776-23-8808


























