窒素ガス発生装置とは、大気中の空気から窒素ガス(N2)を取り出す装置です。
圧縮空気から窒素取り出します。
主な目的としては、酸化防止があげられます。
また、あらゆる業界・用途で使われています。
■大学・研究機関ではレーザー加工機や実験装置に
■食品業界では、食品包装時に、窒素を注入して、賞味期限や品質改善に
■樹脂業界では、樹脂・プラスチックの酸化防止に(黄変・黒点など不良率の低下に)
■タイヤ充填では、タイヤの長持ちに
各業種別ページに少々情報を載せております。特に食品業界は、パックキーパーの貸出も行っております。
窒素ボンベから発生装置に変更をお考えの方もいらっしゃると思います。
長時間にわたって窒素ガスを供給する方にとっては、窒素ボンベと比べるとランニングコスト面で大幅に削減できます。それは、発生装置は大気から窒素を取り出すからです。原料がタダ同然です。
また、面倒な窒素ボンベの交換や管理の手間が必要なくなります。
窒素は工業的にも用途が広く、あらゆる業種や用途で使用されています。
食品業界では、酸化防止による賞味期限延長の効果、プラスチック製品製造業では、酸化防止(黄変・黒点防止)に、レーザー加工機では、無酸化切断などです。
また、用途目的に応じて窒素の純度も違ってきます。
詳しくは、「窒素の用途と純度(業種別)」をクリックして下さい。
窒素ガス発生装置は、オンサイトで空気中(圧縮エアー)から特殊活性炭を利用し、窒素を作ります。
空気の80%近くは窒素が閉めています。この空気から効率よく酸素と窒素を分離して、99.999%までの窒素を作ることが可能です。
分離する方法は、「分離膜方式」と「PSA方式」の2タイプがあり、PSA方式の方が高い濃度の窒素を作ることが出来ます。
仕組みとしては、「分離膜方式」と「PSA方式」どちらも、分子の大きさの違いを利用して取出しています。
詳しくは、「窒素ガス発生装置の仕組みと原理」をクリックして下さい。
乳白色や透明の樹脂の場合、樹脂を溶かすために、高温が必要となります。
その際に、酸化した樹脂が製品につき、黒点や焼けなどの不良品につながる可能性があります。
改善案は各種ございますが、弊社では、窒素ガスを注入する方法を提案しています。ただ、樹脂の種類は無限大です。また、その性質は一義的には言えません。
そこで、当店では、お客様が実際にお使い頂いている樹脂にて、簡易酸化テストを実施しています。
まずは、お客様がお使いの樹脂に対して、本当に効果が期待できそうかを事前にテストし、 ご報告。ある程度効果がみられるようでしたら、次はデモ実機をご使用頂き、効果を実感していただいてから導入することが出来ます。
詳しくは、「樹脂評価テスト・デモ機OK」をクリックして下さい。
当店では、プラスチック樹脂成形時の溶解において、窒素の効果は7つあると考えています。
まず一つ目は酸化劣化の防止です。樹脂の性能が落ちにくく、リサイクルが可能になったり、改質剤・添加剤も少なくて済みます。
他にも樹脂の変色防止や炭化物の発生防止等、成形品の不良率の向上やスクリューの掃除回数減など。。。実際にお客様からも喜びの声を頂いております。
詳しくは、「窒素の7つの効果(プラスチック樹脂成形時の溶解において)」をクリックして下さい。
お客様の方でお使いの樹脂を少量送っていただくだけで大丈夫です。同じ環境を再現して、窒素の効果があるか簡易テスト致します。
評価テストで効果がある程度見込めましたら、次は実機デモ機テストを行います。本当に効果があるかどうか、試してから導入可能です。
実例も載せていますので、詳しくは、「樹脂の酸化評価テスト」をクリックして下さい。
タイヤに窒素を充填すると車の安全性と快適な走りに違いがでます。
安定した走行性能や燃費の向上など車だけでなく、タイヤの寿命が伸びるなど、メリットが大きいです。
販売店様のサービスの向上にいかがでしょうか?当店ではコンプレッサーも含めてご提案可能です。
導入実績もございますので、詳しくは、「タイヤ充填用窒素ガス発生装置」をクリックして下さい。
まずはお問合せいただきます様お願いいたします。ヒアリングをさせて頂き、窒素の流量・濃度を出し、機種選定等をさせて頂きます。
射出成形や押出成形など、樹脂でお困りのお客様には、「樹脂評価簡易テスト」にて、樹脂の酸化テストも行わさせていただきます。
詳しくは、「窒素ガス発生装置のデモ機の貸出について」をクリックして下さい。