パッケージ又はスクロールどちらがいいですか?(オイルフリータイプの場合)

パッケージ又はスクロールどちらがいいですか?

コンプレッサーの選定のご相談のお電話、よく頂きます。

オイルフリータイプで騒音値を気にされる方には、
パッケージコンプレッサー(レシプロ)スクロールコンプレッサーを選定します。

どちらも箱型のタイプで、防音タイプのコンプレッサーですが、
やはり特徴があります。

いくつかピックアップしてみましょう。

パッケージコンプレッサー(レシプロ)とは】

タンクがむき出しになった、タンクマウントタイプの延長のようなものです。パッケージコンプレッサーのページでもご紹介していますが、タンクマウントタイプを防音箱に入れているとお考えください。

【圧縮方法が違う】

一番の特長は、圧縮方法が違う事です。
圧縮方法のページでもご紹介しています。
//sanei-air.jp/hpgen/HPB/entries/76.html

 

<<レシプロの特徴>>

本体吐出にバルブが必要で、構造自体トルク変動が大きく低速回転の為、音・振動が大きい。但し安価。
<<スクロールの特徴>>

バルブが不要でもっともトルク変動が少なく、音・振動が飛びぬけて小さい。また、効率が良い。

【静音で選ぶならスクロールコンプレッサー】

コンプレッサーの設置スペースに余裕がない場合は、スクロールコンプレッサーがおすすめです。
パッケージコンプレッサーよりもよりコンパクトです。

また、騒音値もスクロールコンプレッサーの方が断然静か。夜間の運転も安心して取組めます。

<1.5kw(2馬力)で比較してみましょう>
■パッケージコンプレッサー : CFP15C-8.5D(ドライヤ付)
//sanei-air.jp/SHOP/CFP15CD.html
風量:160 L/min
騒音値:55dB(A)
外形寸法:693全幅×585奥行×1000全高

■スクロールコンプレッサー: SLP-15EED(ドライヤ付)
//sanei-air.jp/SHOP/SLP-15EED.html
風量:165 L/min
騒音値:45dB(A)
外形寸法:453全幅×682奥行×875全高


気になる価格は、スクロールの方が高いですが、スクロールにしてよかったとおっしゃる方が多いです。お気軽にご相談下さい。

 


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