当ショップで扱っているレシプロ、スクリュー、スクロールコンプレッサ。
これらは圧縮方式の違いによるものです。
それぞれの圧縮方法の特徴・メカニズムを一覧にしました。ぜひ比較して下さい。
シリンダ内部を往復するピストンの作用で、圧縮室の空間容積を変化させることにより圧縮。
本体吐出にバルブが必要で、構造自体トルク変動が大きく低速回転の為、音・振動が大きい。但し安価。
旋回スクロールが、図1→2→3→4と旋回するにしたがって、固定スクロールと旋回スクロールの間に空気が吸い込まれ、点対称の位置にある三日月状の圧縮室の容積が徐々に小さくなり、空気は圧縮されて、中心部の吐き出しポートから押し出されます。
バルブが不要でもっともトルク変動が少なく、音・振動が飛びぬけて小さい。また、効率が良い。
オス・メス一対二本のスクリューローターのネジ溝にできる容積変化で圧縮。
工場エアとして最も普及している給油式コンプレッサの機構で、音・振動も小さく、中形クラスで効率が良い。