パッケージ又はスクロールどちらがいいですか?(オイルフリータイプの場合)
パッケージとスクロールの騒音比較
オイルフリ-コンプレッサーで騒音値を気にされる方には、パッケージコンプレッサー(レシプロ)とスクロールコンプレッサーで迷われます。
どちらも箱型タイプのコンプレッサーですが、それぞれ特徴があります。
比較してみましょう。
圧縮方法の違い
パッケージコンプレッサー(レシプロ)の特徴
・レシプロコンプレッサーを防音箱で囲っている。
・本体吐出にバルブが必要で、構造自体トルク変動が大きく低速回転の為、音・振動が大きい。
・防音箱で囲っているため、多少騒音値は抑えられているが、振動は多少感じる。
・安価である。
スクロールコンプレッサーの特徴
・バルブが不要でもっともトルク変動が少なく、音・振動が飛びぬけて小さい。また、効率が良い。
・省スペースである。
2馬力コンプレッサーで比較
パッケージCFP15CF-8.5D
◆空気量:160 L/min
◆騒音値:55dB(A)
◆外形寸法:693全幅×585奥行×1000全高
スクロールSLP-15EFD
◆空気量:165 L/min
◆騒音値:45dB(A)
◆外形寸法:453全幅×682奥行×875全高
上記、3つの要素、どちらもスクロールコンプレサーの方がスペックが上です。
価格についても、スクロールコンプレッサーが高額ですが、静かなコンプレッサーが必要な方や、設置スペースに余裕のない場合は、スクロールコンプレッサーを選ぶ方が多く、喜ばれています。
この記事の解説者
石間 賢一 / 株式会社三栄商会 代表取締役社長
業務用エアーコンプレッサーと関連商品・技術の分野で、60年以上にわたり豊富な実績を誇ります。 コベルコ・コンプレッサ㈱のサービス指定工場として、長年の経験と専門知識により、業界内で高い評価を得ています。
受賞歴:
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)