用途
特徴
周囲温度45℃でも運転可能
夏場でもノンストップ。周囲温度が45℃でも運転可能!
腐食性に強い!独自の技術・実績
腐食によりドライヤーの寿命が短くなる事があります。
こちらのドライヤはクリーンエアーと圧縮空気のオイルフリー時代にマッチした、腐食性に強いステンレスシェル熱交換器を採用しています。
高耐食性なので、熱交換器からの廃塵も防止します。
※脱脂処理は別途お問い合わせください。
※耐食性を向上させるSUSパイプも特注にて対応致します。
吸込フィルタを標準装備
凝縮器の吸込口にフィルタを標準装備し、メンテナンスがし易くなりました。
目詰まりが少なく、低圧損のクロスウエーブフィン
水滴、油滴を高効率で分離する事で冷媒量を低減し、より環境に配備しています。
エアードライヤ選定方法
ピークの夏場の環境を想定して下さい
エアードライヤーを選定する際に気をつけたい点は、ピークの夏場を想定して欲しい事です。
エアードライヤーが活躍する時期は夏(5月から9月)と冬です。
特に夏は、ドライヤが停止しませんか?その原因は、入気温度を把握せず、ドライヤを選定している場合が結構多いです。入気温度とは、ドライヤに入ってくる圧縮空気の温度の事。 入気温度が50℃よりも高い状態で、
標準入気タイプ(RAXタイプ)を使用すると、高圧カットが働いて、ドライヤが停止してしまいます。そして末端に水(ドレン)が出ます。それでエアー機器等のトラブルにつながります。
入気温度が高い場合は、
高入気温度タイプ(RAX SEタイプ)を選んで下さい。
また、対応したコンプレッサーよりも小さな能力のドライヤは選定しないで下さい。逆に1サイズ大きい能力のタイプを選定するのはOKです。
中圧仕様のコンプレッサーをお使いの場合は、1.57MPaまで対応可能な、
中圧対応タイプ(RAX-H)をご使用下さい。
コンプレッサーはスクリュー?それともレシプロ?
スクリューコンプレッサーをお使いの場合は、コンプレッサー内にアフタークーラーが付いている為、入気温度が比較的低いです。ただし、夏場の周囲温度が高いと冷えにくい事がありますので、余裕を見るなら、
高入気温度タイプ(RAX SEタイプ)をお使い頂くと良いです。
周囲温度が高くない場所を選んでください
エアードライヤーを設置する場合、周囲温度が高くない場所に置いて下さい。仕様では
標準入気タイプ(RAXタイプ)高入気温度タイプ(RAX SEタイプ)どちらも、2~40℃までとなっていますが、なるべく涼しく、風通しの良い場所が良いです。
それは、空冷式のエアードライヤーは、周囲の空気で熱交換器を冷やすからです。その為、周囲温度が高いと、入気温度と同じで、ドライヤが停止するなどのトラブルが起きます。
お客様の中には、設置場所がなくて、ボイラー等の近くにコンプレッサーやエアードライヤーを設置している方もいらっしゃいます。この場合は、周囲温度が高くなりやすく、ボイラーの粉塵(ボイラーの種類にもよります)なども影響してドライヤが停止しやすくなります。
スペック
型式 |
RAX15J |
処理空気量(50/60Hz)
※1
m3/min
|
2.6/3.0m3/min |
入口空気温度範囲/出口空気露点 ℃ |
5~50/圧力下10 |
使用流体/使用周囲温度範囲 ℃ |
圧縮空気/2~45
※2
|
使用圧力範囲 MPa |
0.2~0.98 |
外形寸法(高さ×奥行×幅) mm |
580×780×240 |
質量 kg |
39 |
オートドレントラップ型式/排出口口径 |
FD2/φ4又はRc1/4
※3
|
空気出入口接続口径 |
R1 |
電源(50/60Hz) V |
三相200/200,220 |
冷媒 |
R-410A |
冷凍用圧縮機出力 kW |
0.8 |
運転音(50/60Hz)
※4
dB(A)
|
59/61 |
※1処理空気量は、空気圧縮機の吸い込み状態に換算した値です。(大気圧、32℃、75%)
※2電源電圧±5%の場合。電源電圧±10%では、2~40℃となります。
※3付属のネジアダプタ使用時。
※4運転音は正面1m、高さ1m?の測定値です。
※処理空気条件は、入口空気圧力(ゲージ圧力):0.69MPa、入口空気温度:35℃、出口空気露点:大気圧下-17℃、圧力下10℃、周囲温度:32℃。
※性能保証値については別途お問い合わせください。
※二次熱交換器ステンレスパイプ仕様も対応致しますので、お問い合わせください。
※上記以外の仕様も製作いたしますので、別途ご用命ください。
スタッフより一言
夏場にドライヤーは止まっていませんか?
オリオンのドライヤーは夏場でもノンストップ。周囲温度45℃でも運転が可能です。
酪農の牛乳の冷却装置から始まったオリオン(ORION)機械。現在は産業機器のウエイトが高いメーカーで、エアードライヤ、チラーなども得意分野です。
また、オリオンはエアードライヤー(冷凍式)、国内トップシェア!
オリオン独自の培った技術で、腐食に強く、圧損・目詰まりが少ない熱交換器が特徴です。業界に先駆けてステンレスシェル対応でもあります。
*弊社ではフロン回収も行っております。ご購入して頂いたお客様で、必要でなくなったドライヤーは引取り致します(フロン回収費用含む)。
*ご購入後の修理依頼は当店で承ります。当店には、オリオン機械で研修を受けたサービス員がいます。修理が必要な場合(有償)は当社まで送って下さい。修理いたします。また、全国各地に営業所・サービス拠点がありますので、メンテナンスも安心です。
ご購入ありがとうございます!