導入事例
鋳造部品 加工洗浄後の水きりエアブロー
電気工事不要、既設設備に簡単に導入できる
鋳造部品の切削加工後、洗浄により切粉を除去する。
付着した洗浄後を除去するためにエアブローを行う。
洗浄液の持ち出しは、次の設備を汚し加工品質が保てなくなる。そのため、洗浄液の除去が必要となる。
削減率は40%、年間削減効果は257,000円/年となります。(参考値エア単価1.7円/m3)
投資回収:約9ヶ月
樹脂部品 表面研磨工程 粉塵除去
配管工事のみ、低コストでの設置ができることがメリット
ブラスト研磨によって発生した樹脂粉塵をエアブローにより除去する。
削減率は42%、年間削減効果は365,000円/年となります。(参考値エア単価2.4円/m3)
投資回収:約7ヶ月
搬送工程 水きりエアブロー
エア消費量は削減したいが、設備投資金額は抑えたい
洗浄後の部品を搬送中に水きりエアブローをする。また、設備稼働中は常時エアブローをしている。
そのため、このパルスブローを導入しエア消費量を削減したいが、設備投資金額は抑えたい。
削減率は45%、年間削減効果は926,937円/年となります。(参考値エア単価2.4円/m3)
投資回収:約3.8ヶ月
パワトレ部品
さび止め塗装前の部品洗浄、水きりブローのパルス化
パワートレイン部品さび止め塗装前の洗浄工程。完全に水分除去を行うためにエアブローを行う。
削減率は20%、年間削減効果は337,914円/年となります。(参考値エア単価2.4円/m3)
投資回収:約3.5ヶ月
エアセービングユニットとは
エアブローによるエア消費量50%削減
工場内で使用されるエアの約50%を占めると言われているエアブロー。
エアセービングユニットは、この大きな使用量を約50%削減可能な画期的エアブロー用切換弁です。
導入メリット
■工場エア消費の大幅削減・最大50%
■パルスブローによりブロー効果がアップ
■コンプレッサ電力の削減による節電対策
■CO2排出の削減
■ランニングコストの削減
導入効果例(ASC500:100台使用、8時間 20日稼動の場合)
■電力量:53,600kW/月 ⇒ 26,800kW/月
■CO2排出量:17t ⇒ 8.5t
■コスト:800,000円/月 ⇒ 400,000円/月
年間約480万円のコスト削減!
連続エアブローに比べ、エア消費量を削減できる切換弁
エアセービングユニットは外部からのコントロールなしでパルスエアブローを発生させる切換弁です。
パルスエアブローは切換弁のONとOFFを繰り返し行い、エアを発振することで、OFFの間はエアを消費しないため、従来の連続エアブローに比べ、エア消費量を削減することができる画期的なユニットです。
エアブロー効果も向上します
パルスエアブローは連続エアブローに比べ、対象となるワークにエアが繰り返し衝突するため、エアブロー効果の向上が期待できます。
電源不要・エア配管のみで設置が簡単
■導入が簡単ですぐに効果を発揮
●エアブロー用電磁弁をお使いの場合 ASV200、ASV2000~
エアブロー用に切換電磁弁を使用している場合、追加工事・プログラム変更が不要なので、既存の電磁弁をエアセービングユニットに交換するだけで、すぐに効果を発揮します。
●エアブロー用手動切換弁をお使いの場合 ASC500、ASO500~
ASVシリーズは電源不要のオールエアタイプのため電気配線工事も不要で、配管工事のみで、すぐに効果を発揮します。
スタッフより一言
選定については、エアブローしている箇所での使用空気量をご確認下さい。
使用空気量が分からない場合は、エア吹き出し口の口径(mm)とエア圧力(MPa)を確認していただければ選定可能です。
また、デモ機も貸出可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。
仕様
形式 |
ASV200-AA-M5 |
操作方式 |
空気圧操作 内部パイロット形 |
使用流体 |
空気(無給油) |
流量(at0.5MPa) |
150L/min(ANR) |
周囲温度 |
-5~50℃ (注) |
使用圧力範囲 |
0.3~0.7MPa |
外部パイロット供給圧力 |
- |
ブロー方式 |
パルス |
出力ポートサイズ |
M5 |
使用グリース |
食品用グリース |
定格電圧 |
電源不要 |
消費電力 |
- |
絶縁種別 |
- |
許容電圧変動 |
- |
配線方法 |
- |
外観寸法 |
72.5×49×70mm |
※(注)5℃以下で使用する場合は、結露や凍結を防止するため、供給空気としてエアドライヤを通したドライエアをご使用下さい。
▼ コンプレッサー、圧縮エアーのプロ、サンエイエアーだからできる「安心サポート」です。
ぜひご利用ください!