aircom施工手順
パイプの切断は、パイプカッターで行って下さい。
・管表面の状態を確認後、必要な長さに正確かつ真っ直ぐに切断します。
・切刃を管軸に対して90°にし、できるだけ垂直に切断してください。
切断後は必ずパイプ内・外のバリ取りを行って下さい 。
外径のバリは、面取リーマーを使用して大きくとって下さい。
・切断した配管外面のバリを除去し、内径の端部に切りくずや、バリがあれば除去して下さい。
・後で空圧機器に対して問題とならないよう切残り、埃、不純物を除去することが重要です。
・外径のバリは、大きくとって下さい。配管とOリングの挿入がスムーズになります。
内径のバリも必ず行ってください。
・面取リーマーを使用して、内径のバリも取れますが、バリ取りの方が内径のバリは綺麗に取れます。
配管部材の長さ(挿入深度)をマーキングしてください。
・メジャーを使用し、配管部材の入れる長さ(挿入深度)をマーキングしてください。
配管部材の長さ(挿入深度)
ポリマー製(樹脂継手)、アルミ製(アルミ継手)で挿入深度が変わります。
サイズ | ポリマー製(㎜) 樹脂継手 | アルミ製(㎜) アルミ継手 |
φ20 |
48 |
37 |
φ25 |
52 |
45 |
φ32 |
62 |
56 |
φ40 |
70 |
77 |
φ50 |
79 |
75 |
アルミ配管、Oリングガスケット接触面に、潤滑剤スプレーを使用してください。
②のバリ取りと、潤滑材スプレーを使用する事で配管の挿入がスムーズになります。
・作業を容易にするためアルミ配管、Oリングガスケット接触面に、潤滑剤スプレーを使用して挿入して下さい。
(アルミ配管にもスプレーすると、より挿入しやすくなります)
配管のマーキング線を目安に止まるまで押し込みます。
継手に挿入する際、アルミ配管は回さないでください。Oリングが切れる場合があります。
・配管を継手内に挿入しマーキング線を目安に止まるまで押し込みます。
専用工具を使用し、締め付けを行ってください。
・まず、停止点まで手で締め、続いて専用工具を使用して、締め付けてください。
・継手の締め付けが正しいとナットは締め付けマーキング位置の中ほどに来ます。
※専用工具は貸出します(約1週間程)
■貸出工具はこちら
*写真はナットレンチ使用ですが、実際にはスパナーになります。
最後に必ず、エアー漏れがないか確認してください。
石鹸水スプレーを使用し、気泡がでないか必ず確認してください。
(エアー漏れの際は気泡がでます)
①配管作業が完了しらたら、継手すべての再締め付けを行ってください。
③コンプレッサーのエアーを配管全体に流して下さい。
③継手部分に、石鹸水スプレーを噴霧する。
④気泡ができていないか確認する。(エアー漏れの際は気泡がでます。)
⑤継手すべて、エアー漏れがなければ作業完了になります。
エアー漏れがある場合は、Oリングが切れているか、
配管が挿入位置まで入っていない可能性があります。
配管の挿入位置の確認と、継手を分解して、Oリングが切れていないか確認をしてください。
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