コンプレッサーのドライヤー警報は、ドライヤーの排水が不十分である場合に点灯します。
警報が発生した場合は、すぐに原因を調べて対処します。
警報が無視された場合、圧縮空気中に水分が混じり、機器の故障や不具合を引き起こす可能性が出てきます。場合によっては、修理の必要も出てきますので、早急に対処しましょう。
パッケージレシプロコンプレサーの場合を例に挙げます。
スクロールやスクリューコンプレッサーの内蔵ドライヤも同様な原因と対処方法になりますので、参考にしてください。
レシプロコンプレッサーのドライヤ警告灯の点灯の場合です。
下表を参考に点検をして下さい。(取扱説明書抜粋)
症状 | 原因 | 対策 |
ドライヤ警報ランプ が点灯する |
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周囲温度が高い。換気不良。 | 周囲温度を確認し40℃を超える場合は、
周囲温度が40℃以下になるように換気する。 |
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吸気口が目詰まりしている。 | 吸気口に付着している物を払い落とす。 または掃除機で吸い取り清掃する。 |
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コンデンサのフィンが汚れている。 | コンデンサのフィンを外からフィンを変形させないように エアブローなどで清掃する。 |
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ドライヤ停止後、3分以上待たないで運転した。 | 元電源を切る。再投入後3分以上待ってから始動する。 瞬停時もドライヤ警報ランプが点灯する場合があります。 同様に処置をしてください。 |