コンプレッサーのオイルゲージが真っ黒になりました
オイルゲージが真っ黒になる理由は、オイルが高温になっているからです。
オイルが95℃以上になっている可能性があります。
コンプレッサーの機種によっても違いますが、100℃以上で異常停止する可能性が高いです。
オイルが高温になる理由
設置環境・周囲環境の温度が高い
エアーコンプレッサーが設置されている環境が高温である場合、周囲の温度が高くなることで、オイルの温度も上昇しやすくなります。
オイルの量が不足している
エアーコンプレッサーに十分な量のオイルが充填されていない場合、オイルが十分に潤滑できず、熱が発生しやすくなります。
オイルフィルターの目詰まり
オイルの流れが悪くなり、潤滑が不十分になります。そのため、摩擦熱によるオイルの温度上昇が起こりやすくなります。
完全に入れ替えてから新しい専用オイルを入れてください。
もったいなくて、継ぎ足ししたくなりますが、継ぎ足しをした場合は、オイルの劣化が激しくなる可能性があります。
オイルの劣化は、不純物により、部品の劣化につながり、機器の異常・故障の可能性が高くなります。
日頃から、こまめに専用オイルを交換することもお勧めします。
この記事の解説者
石間 賢一 / 株式会社三栄商会 代表取締役社長
業務用エアーコンプレッサーと関連商品・技術の分野で、60年以上にわたり豊富な実績を誇ります。 コベルコ・コンプレッサ㈱のサービス指定工場として、長年の経験と専門知識により、業界内で高い評価を得ています。
受賞歴:
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)