飽和湿分量について
飽和湿分量(水蒸気量)とは?
1m3の空間に含むことができる水蒸気の質量をgで表したものです。
空気は気温によって含むことができる水蒸気量が変わります。
飽和湿分量及び露点換算の求め方
例題:エアーコンプレッサの入口空気温度30℃(100%)を0.69MPaで圧縮し、エアードライヤーで10℃まで冷却するとどのくらいの水分を取り除いたことになるか。
飽和湿分量表より
30℃の湿分量は30.3g/m3となります。
露点換算表表より
0.69MPa時10℃ですから、大気圧下に換算すると-17℃になります。
飽和湿分量表より
-17℃の湿分量は1.37g/m3となり、したがって30.3-1.37=28.93g/m3となり、1m3の空気中から28.93gの水分を取り除いたことになります。
【参考ページ】
この記事の解説者
石間 賢一 / 株式会社三栄商会 代表取締役社長
業務用エアーコンプレッサーと関連商品・技術の分野で、60年以上にわたり豊富な実績を誇ります。 コベルコ・コンプレッサ㈱のサービス指定工場として、長年の経験と専門知識により、業界内で高い評価を得ています。
受賞歴:
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)