ブレーカーの選定・選び方について
事前に容量を確認しよう
「何A(アンペア)のブレーカー容量をつければいいですか?」
コンプレッサーのお問合せ時に、電源の容量についてのご質問を頂きます。
電源については、コンプレッサーメーカーの取扱説明書に記載してありますので、
事前にお問合せ頂ければ、送付いたします。
漏電ブレーカーの設置
三相200Vのコンプレッサーを運転させる場合は、必ず漏電ブレーカーを設置して下さい。
間違えやすい例としては、昔ながらのヒューズスイッチ(ナイフスイッチ)です。
単相200Vの電源で、三相200Vを動かすと、機械は動きます。
ただ、無理やり動かす形になりますので、モーターが焼けたりしてしまいますので注意が必要です。
*取扱説明書にも記載されています。抜粋しましたので、ご参考ください。
▲コベルコ・コンプレッサ取扱説明書から抜粋2.2kwレシプロコンプレッサーの場合
例えば、2.2kwのレシプロコンプレッサーの場合はどうでしょう?
こちらの場合は、下記の仕様より、漏電ブレーカーの容量は、30Aになります。
漏電遮断器定格電流がブレーカー容量に相当しますので、 ご参考ください。
この仕様は、0.75kw~2.2kwのレシプロコンプレッサーですが、同じkwのスクリューコンプレッサーとでは、容量が違ってきます。
同じ馬力でも、圧縮方法によって電源容量が違ってきますので、 必ず、問い合わせるなり、確認をして下さい。
▲上表の線の太さは、長さ20m以下を基準としたものです。
▲アネスト岩田取扱説明書から抜粋この記事の解説者
石間 賢一 / 株式会社三栄商会 代表取締役社長
業務用エアーコンプレッサーと関連商品・技術の分野で、60年以上にわたり豊富な実績を誇ります。 コベルコ・コンプレッサ㈱のサービス指定工場として、長年の経験と専門知識により、業界内で高い評価を得ています。
受賞歴:
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)