よくあるご質問

インパクトレンチを減圧せずに使っても大丈夫?

減圧しないと寿命を縮める原因になる

インパクトレンチを使う自動車整備工場では、圧力が高い1.4MPa仕様のコンプレッサーを使うケースも多いく、減圧せずに元圧のままで使っている方も多いと思います。

再度、インパクトレンチの取扱説明書にて、適切なエアーの圧力をご確認ください。

高い圧力で使うと能力はアップしますが、寿命を縮めます。また、逆に低いと能力が低下します。

減圧弁をつける

コンプレサー自体の圧力の設定は変えずに、減圧弁やフィルターレギュレーターなどを付けて減圧してください。

(ホームセンターに売っているコンプレッサーは減圧弁がついているタイプが多いですが、業務用コンプレッサーはついていませんので、ご注意ください)

↑インパクトレンチ(空研・KW-1600Spro)取扱説明書より

ホースの長さも気を付ける

エアーホースが長すぎると手元空気圧が低下し、レンチの能力不足の原因となりますので、ご注意ください。

他にも、コンプレッサー、配管内のごみや水分を除去するため、フィルター、ドレン等を取り付けてください。

ごみが内部に入ると故障の原因となり、水分が入ると錆びの原因になります。

当店では、減圧弁、フィルター、ホースなども取り扱っています。お気軽にご相談下さい。

*配管例(空研・KW-1600Spro 取扱説明書より参照)
この記事の解説者
石間 賢一
石間 賢一 / 株式会社三栄商会 代表取締役社長
業務用エアーコンプレッサーと関連商品・技術の分野で、60年以上にわたり豊富な実績を誇ります。 コベルコ・コンプレッサ㈱のサービス指定工場として、長年の経験と専門知識により、業界内で高い評価を得ています。
受賞歴:
■「コベルコ・コンプレッサ販売実績優秀賞」受賞
■Eストア主催「ネットショップ大賞2023」
 文具・ビジネス用品部門 第1位(3年連続受賞)