コンプレッサーが止まってうんともしない! 故障??

2023/05/28

最初に確認してほしい3つのチェックポイント

「コンプレッサーが止まってしまった」「故障して動かない」といったコンプレッサーのお問合せを頂きます。

原因はいくつも考えられますが、今回は、まず最初に確認してほしい”3つのチェックポイント”をご紹介したいと思います。

1)電源の確認

まずは電源が正常に来ているか、確認してください。

(ブレーカーのON/OFF、動力の場合、三相200V共に電圧があるか調べて下さい)

また、電気配線の外れ、緩み、断線がないかも一緒に点検してください。

2)圧力の確認

圧縮エアーが設定圧(圧力スイッチ)以上に溜まっていないかどうか、確認してください。

この場合は、圧縮空気が溜まっている事で運転をしていないパターンになります。

*圧力スイッチを使っているコンプレッサーが該当します。当店では、スクリューコンプレッサー(小部ライアンSG・VS)、レシプロ、スクロールコンプレッサーが当てはまります。

まずは、タンクのドレンコックからエアーを排出したり、エアーの機械を動かしてみたりと、作りためたエアーを排出してみて下さい。

3)モニター表示の確認

モニター表示搭載のコンプレッサーの場合、エラー表示が出てくる可能性が大きいです。

まずは、何のエラーが表示されているか、ご確認下さい。

他にもベルトタイプのレシプロ、スクロールコンプレッサーの場合、ベルトが切れて運転しない事もあります。

以上、大まかになりますが、優先順位の高い順に、”3つのチェックポイント”をご紹介させて頂きました。

コンプレッサーが止まってしまうと工場や仕事自体が滞ってしまいます。

慌てず焦らずに、ご確認下さい。