2023/05/28
タンクのドレン抜きをした時、茶色い水が出ることはありますが、その茶色いドレンはサビです。
コンプレッサーの内蔵タンクは、鉄製で、内面は塗装していないため、高温・高湿度でさらされています。
(空気中の10倍の湿度・一部は水)
そのため、タンク内にサビが発生し、ドレン抜きをすると茶色い水が出ることがあります。
お客様から頂いた写真です。
数年間ドレンの排出をしていなかったようで、タンク内には、サビとドレンがたまっていて、ドレンを排出することができなくなっていました。
針金などでつついて、ようやくドレンを排出することができましたが、残圧でドレンが飛び散ってしまったため、後片付けが大変だったそうです。
毎日の点検・チェックは必ず行うようにしてください。
また、毎日のドレン抜きが面倒な場合は、「ドレントラップ」という便利な商品があります。
給油式コンプレッサーのドレンが含まれます。
そのため、廃油処理装置(ドレンデストロイヤー)をご検討ください。