コンプレッサーの空気量とは

一般にエアーコンプレッサーの空気量とは、「吐出し空気量」と表現されます。

吐出し空気量とは

圧縮機(エアーコンプレッサー)が最高圧力で運転している時に1分間あたりに大気圧どれだけ吸い込んでるかの値。

一般的には、L/min(リッター毎分)やm3/min(リューベ毎分)を使います。

空気量で注意すること

Nがついたら要注意

空気量を表す単位は一般的に「L/min」や「m3/min」ですが、

この単位にNがついたときは注意が必要です。

◆L/min

工業的な標準の状態で、温度20℃、湿度65%、大気圧時の値を示す

◆NL/min

学術的な標準の状態で、温度0℃、湿度0%、大気圧時の値を示す

ポイント

・空気は温度によって縮小したり膨張したりする。

・温度0℃と20℃では、空気量が約7%も異なる

100NL≒107L

*エアーコンプレッサーを選定する際は、空気量の単位に気を付けて選定をお願いします。